しそブログ

車、バイクの話題多めです

愛車遍歴 バイク編 その1 ヤマハ・ルネッサ

f:id:shisorice:20180712232104j:plain

 

 大学4年生になり就職も決まって時間が合った時期だったと思う。

 

もともと車は好きだったがバイクも興味を持ったので免許を取りに行ってバイク屋に行っていろいろ見て何を買うか悩んでいた。

 

 ホーネットやらVTR、はたまたエストレヤにするかとか250CCから探していた時、レッドバロンの店長がこんなのはどう?と勧めてくれたのがヤマハ・ルネッサだった。

 

 クラシック系で見た目もよく二気筒だからバランスよく燃費もいいからということで取り寄せてもらい契約した。

 

 契約した日は8月19日、まさにバイクの日だった。バロンの店長が今日私の誕生日なんですよ~バイクの日ですから!とか言っててホントかよと思ったのが印象に残っている。

 

 納車の日乗って帰ったが取った免許が大型だった為どうしても教習車に比べてパワーがないなーとか窮屈だなとか感じたがすぐ慣れた。

 

 まず教習車に比べてかなり軽い。ひらひら曲がって非常に楽しかった。意のままに操る感覚を得ることが初日から得ることが出来た。

 

 免許取った事もバイク買うことも親に話していなかったからいきなり家に持ち帰ったからちょっともめた。バイク乗りたいなんて言ったら反対されるからに決まっているからだ。まぁしばらくして黙認されるようにはなった。

 

 当時大学時代仲良くしていた友人の一人にカワサキバリオスに乗っているやつが居た。一緒に何度かツーリングに行ったり、乗せてもらったりしたので主にバリオスとの比較をしてみようと思う。

 

 ルネッサはVツイン250CCのクラシック系のバイクである。確か28馬力ぐらいで燃費も28ぐらい走って非常に経済的なバイクであった。時速60キロまでは加速は良いがそこからの伸びはあんまりよくなかった。まぁ必要十分といえば十分である。高速は乗ったことはない。てか乗る気にならない。基本的にはVツインの鼓動感を感じながらまったり走るバイクである。

 

 ただ峠の下りは非常に速いペースで走ることが出来た。軽量であるということ、Vツインであるということの旋回性能とトラクション性能が活きているのかもしれない。普段は直線でバリオスに置いていかれ決して追いつけなかったのだが、茶臼山の下りではバリオスを突き放した。イニDではないが下りで速い車、バイクは非常に楽しい。重いバイクで下りだと重くてアンダーにならないように必死にしがみ付く感覚しか無い。

 

 バリオスはちょっとしか乗っていないがすごい軽いエンジンの吹け上がりと直4故の前輪荷重で非常に小回りがしやすいと感じた。ルネッサより年式的にも新しいから細かい完成度も高く感じた。扱いやすさもルネッサよりはあると思う。

 

ルネッサは就職して1年ぐらいした時大型に乗り換えるために手放した。上の画像は手放す際の最後の写真である。

 

 あれから何台かバイクを乗ったが250のオンロードバイクでの楽しさはルネッサはかなり上位に来る。Vツインというのは中型大型問わずに最良の選択肢であると今改めて思う。

 

 

  今はオフロードバイクに興味が移っているが、次オンロードバイクに乗ることがあれば必ずVツインから選ぶであろう。

 

 選択肢があまりないのがつらいところではある。単気筒ほど軽くはなく4気筒ほどエンジンが回るわけじゃないが、常識的な速度で楽しめる。

 

 燃費がよく旋回性能が高く程よい鼓動感がある。楽しめる幅が広いオールラウンダーであると言える。